
2/18(火)に行われた、荒川中流域で整備中の第二・三調節池の視察会に、弊社所属の気象予報士が参加させていただきました。
荒川調節池とは、荒川と堤防の間に少し低い「越流堤(えつりゅうてい)」という堤防を作り、水位が一定の高さを上回った際、計画的に水をため込むところのことです。
すでに完成している第一調節池は2019年の東日本台風の際には約3,500万㎥(東京ドーム32個分相当)の水をため込み被害防止に大きな役割を果たしました。
現在整備中の第二・三調節池ができると最大約9,000万㎥の水をためることができ、これまで以上に水害抑制効果が期待されています。
今回の見学会では整備が進む調節池や排水門、越流堤などを見学しました。
この視察会は国土交通省関東整備局さまの企画で行われました。日々防災を呼び掛ける私たち、気象キャスターにとって、治水システムを学ぶことは非常に重要と考えています。
この度は貴重な機会を、ありがとうございました。