首都圏外郭放水路の見学会に参加しました！

5/11（土）埼玉県春日部市の首都圏外郭放水路（龍Q館）の見学会に、弊社所属の気象予報士が参加しました。

首都圏外郭放水路とは洪水を防ぐために建設された世界最大級の地下放水路のことで、中川や綾瀬川が洪水になった場合に一部を江戸川に流せるようになっています。首都圏外郭放水路の完成によって、長年洪水に悩まされてきた流域の被害が大きく軽減されました。

今回見学させていただいたのは、各河川から洪水を取り入れる「立坑」と、地下空間で水の勢いを弱めスムーズな流れを確保する「調圧水槽」です。調圧水槽はその荘厳な雰囲気と柱と空間の巨大さから「地下神殿」とも呼ばれています。

参加した気象予報士の声をご紹介します。

５月１１日（土）、埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路の見学に行ってきました。地面の下にある全長6.3㎞の巨大な地下水路です。大雨の際、この地下水路に水を貯めて水量を調節しながら江戸川に流すことで、私たちの住む街を洪水や氾濫から守っています。なんと、1秒間で25mプール約1杯分の水を排水する力を持っています！予約すればどなたでも見学できるので、ぜひみなさんも巨大な地下水路を間近でご覧下さい。
（日本テレビ「ストレイトニュース」に出演：服部由佳キャスター）

世界最大級の地下放水路は想像以上に圧巻でした。
多くのロケ地（ドラマ等）に使われているという側面からも「聖地巡礼」兼ねて、
一般の方が気軽に首都圏の治水を学べる絶好のスポットだと感じています。
また後半は水害リスクについて、自身のこれまでの伝え方を振り返りながら話を伺っていました。
難しい言葉も多いテーマですが、キャラクターを使ったりと幅広い年齢層にアプローチできるプログラムが作られている点は感慨深かったです。
（元NHK鹿児島放送局：神谷亜弓キャスター）

首都圏外郭放水路に関する詳細はこちらからご覧いただけます。

この度は貴重な機会を、ありがとうございました。