
荒川下流河川事務所様のご案内で、災害対策支援船「あらかわ号」に乗船して荒川を視察するとともに、荒川知水資料館「amoa(アモア)」を見学させて頂きました。
「あらかわ号」では「荒川ロックゲート」から荒川放水路を北上し、「岩淵リバーステーション」などを巡り、河川整備の状況など実際に見学しました。
「荒川ロックゲート」とは、荒川と隅田川の間にある水位差を調整するための水門施設です。船が安全に行き来できるように、水門を使って水位を上下させる「船のエレベーター」のような役割を果たしています。洪水時には水の逆流を防ぎ、周辺地域の浸水リスクを軽減する治水機能も担っています。
「岩淵リバーステーション」で荒川の水位観測や流量調整など、川の安全を守るための設備を見学したほか、荒川知水資料館「amoa」(アモア)では荒川の治水の歴史や自然環境について、模型や映像を通して学ぶことができました。その後、荒川下流河川事務所の災害対策室にて意見交換を行いました。
参加した気象予報士の声をご紹介します。
荒川の治水の歴史や取り組みなどを勉強させて頂き、ありがとうございました。
今回、静岡から参加しましたが、静岡県にも安倍川や狩野川など一級河川が多く存在します。
様々な治水施設があると思いますので、荒川の施設見学をきっかけに、地元・静岡の治水についても関心を持ち、理解を深めていきたいと思いました。
(静岡朝日テレビ 気象予報士:渡部圭吾キャスター)
荒川下流河川事務所の皆様、この度は貴重な機会をありがとうございました。