2023年春から気象キャスターとして活動している山下凌佑キャスターにお話を伺います♪
2023年からKTS鹿児島テレビで出演しています。山下凌佑です。
埼玉県の男子校出身、元高校球児です。
甘いものを食べること、ヨーロッパの古着やヴィンテージの雑貨集めが趣味です。
鹿児島に来てお酒(特に焼酎)を呑む機会が増えてよりお酒が好きになりました!
よろしくお願いします。
大学生の時にコロナ禍になり、一人暮らしをやめて実家に戻った際
家族との会話のきっかけが天気だったことで天気予報をよく見るようになりました。
当時、私は将来何になりたいかという考えが全くなく、
周りが就職活動の準備を始める中何もせずに漠然と過ごしていました。
その時ふと、気象予報士は番組の中で数分間の出演でコストパフォーマンスが高い職業なのではないか、
という浅はかな考えが巡り資格勉強を始めました。
(実際はテレビに映らない所でかなり準備をしていることを後に知りました)
資格勉強を始めるにつれて、天気の専門家として働くことができること、
自分の見解を電波を使って発言できることにすごく憧れを抱くようになりました。
何より「〇〇になってみたい」と心から思えた職業が気象予報士でした。
実際に予報士として働いている先輩にアドバイスをいただきながら、
原稿作成の仕方やコメントの表現方法、気象の知識など実践的な研修をしていただきました。
youtubeでカメラの前で天気予報をすることは毎回緊張しましたが、
回数をこなすことで自分の成長した所と課題を実際に感じることができました。
また切磋琢磨し合える同期の存在はとても心強かったです。
10:00出社(ラジオがある時は9:00出社)
テレビ、ラジオは毎回出演ではなく週によって出演日は異なります。
基本テレビは週3回程度です。
午前中は
・天気図解析
・昼前のニュースでアナウンサーが読む天気原稿の作成
・お昼の番組出演がある日は、天気コーナーで使う原稿や画面の作成
・ラジオ出演
「あさcafe!」(月・水)
「FRIDAY MORNING DIVER」(金)
など
午後は
・打ち合わせ→午後1時50分情報番組「かごnew」オンエア→反省会
・1時間の休憩(ご飯など)
・ラジオ出演
「イブニングレディオ」(火・木)
ラジオ出演がない日は作成した原稿をラジオ局に送ります。
・夕方ニュースのサポート業務(スーパーの作成や画面変更のスイッチなど)
・夕方ニュース終了後、反省会
・他局の天気コーナーのチェック
このような流れで業務終了です!
天気を予報するという、未来を予測することが気象予報士ならではの仕事だと思います。
そして未来のことをより解像度高く予測するためには、これまでにどのようなことがあったのかという
過去に注目することが大切だと感じます。
それは気象の知識だったり、地域ならではの特性や実際にあった災害だったりと、
これからを予報するための手段になると思います。気象予報士としての経験値を貯めていくにつれて
自分の予報に表現の幅が出せるようになると思うので、
自分の成長がダイレクトに仕事の結果に結びつくのは一番のやりがいだと感じます。
気象予報士として働き始めましたが、毎日が目まぐるしいスピードで時間が過ぎています。
大変な毎日ではありますが、それ以上にとても刺激的で楽しい日々を過ごせていると強く実感しています。
努力を惜しまない人には向いているような職業だと思います。
山下キャスターありがとうございました!
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