インタビュー
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2024年春から気象キャスターとして活動している上原キャスターにお話を伺います♪


2024年春から気象キャスターとして活動している上原キャスターにお話を伺います♪


 

まずは自己紹介をお願いします!

2024年春からSTV札幌テレビ「どさんこワイド179」に出演している 上原 諒と申します。
新卒で入社した放送局を2018年に退社し、約6年間 東京で異業界(人材・IT)の会社員として従事しておりましたが、この度メディアに復帰させていただくこととなりました。
地元札幌で気象情報をお伝えできることを大変嬉しく思っております。
よろしくお願いいたします。

気象キャスターを目指した理由やきっかけはありますか?

きっかけは幼少期のころ。
「岩見沢や旭川は大雪なのに、どうして札幌は快晴なの?」
この疑問がすべての原点だったと思います。
一般の人が気象レーダーを気軽に閲覧できなかった当時、その疑問を解決してくれたのがまさに北海道のテレビ番組でした。当時の気象キャスターが、番組の中でその要因を小学生の私でも理解できるように解説してくださり、私はすっかり魅了されてしまいました。その後、大学時代は仙台に住みながらも「石狩湾収束帯」をテーマに研究し、北海道を離れた14年間、冬は常に石狩湾周辺の気象レーダーやアメダスをモニタリングしていたほど趣味化しています。
3つの大洋に面している北海道は、地域によって気候特性が大きく異なります。北海道の地に生まれていなければ、気象に興味を持つことはなかったかもしれません。

 

オフィス気象キャスターの研修制度はいかがでしたか?

所属する以前にキャスター経験はあったものの、約5年半のブランクがあったため、主に勘を取り戻すための手助けをしていただきました。研修のサポートを担当するデスクの方々が日替わりであり、多角的な視点による原稿・伝え方のアドバイスが大変参考になりました。研修を通して、原稿表現のクセや発声方法、これまで誤解していた知識の修正に繋がったと思います。
一般企業での会社員と掛け持ちながらの研修でしたが、個々に寄り添い無理のない範囲でスケジュールを組んでいただけるので、安心して継続することができました。

 

気象キャスターの仕事内容を教えてください!

大まかな流れは以下の通りです。
<午前>
・気象データ解析、構成検討
・昼ニュースのサポート
<午後>
・制作部との打ち合わせ
・CG やSPの作成→美術担当者との打ち合わせ
・ヘアメイク、着替え・原稿作成
・リハーサル
・本番(基本は16:25頃/17:45頃/18:45頃の3回出演)
・反省会、翌日の準備

 

気象キャスターとしてのやりがいはなんですか?

「天気」という、多くの人々の日常に大きなインパクトを与える情報を日々提供できる点にあります。特に地方局においては、全国の気象情報ではお伝えしきれない、地域特性に基づいた解像度の高い情報が求められます。その分責任も大きい仕事ですが、気象状況が刻一刻と変化する中で「いま誰にどんな情報を届けるべきか」を常に意識しながら奔走する毎日です。

キャリアの観点では「組織」よりも「個」の価値が尊重される時代に移行してきており、その中で 専門性を武器に自分の名前でお仕事ができることは大きなやりがいです。防災の一助を担えるのはもちろんのこと、知識・経験量を増やすほど認知度の向上やコミュニティの拡大につながり、成長を肌で感じることができます。

 

気象キャスターを目指している方へのメッセージをお願いします!

気象キャスターという仕事が今の私を形作っており、確実に人生へ彩を与えてくれています。これから気象予報士・気象キャスターを目指す皆様にも、ぜひこの景色を見ていただきたいです。
気象キャスターになるために、特別な才能は不要です。
すぐに成果を求めず、地道に努力し続けられる方、強い信念をお持ちの方はぜひ門を叩いてみてください。

 

 

 

上原キャスターありがとうございました!
上原キャスターの詳しいプロフィールはこちらからご覧いただけますので、ぜひのぞいてみて下さいね♪

オフィス気象キャスターでは、上原キャスターのように
全国で気象キャスターとして活動してくださる方を募集しています!
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