インタビュー
インタビュー

2024年春から気象キャスターとして活動している岡田キャスターにお話を伺います♪

2024年春から気象キャスターとして活動している岡田キャスターにお話を伺います♪


まずは自己紹介をお願いします!

2024年からNHK鹿児島放送局で気象キャスターを担当しています岡田 悠(おかだ・ゆう)です。出身は千葉県、大学は長野県、初の就職先は青森県と、北日本から東日本で暮らしてきましたが、初めて西日本・九州に住むことになりました。
よろしくお願いします。


気象キャスターを目指した理由やきっかけを教えてください!

子供のころからテレビの天気予報のコーナーが好きで、小学校では朝の会で「きょうの天気」を発表するという係を担当していたほどでした。
そのときから、友人たちに「気象予報士とか勉強してみたら?」などと言われていて、当時はあまり本気にしていなかったのですが… 大学生になって将来を考えたタイミングで、思い出したかのように勉強を始めました。
しかし、資格取得に成功できないまま就活シーズンへと入り、勉強がおざなりになったまま…青森県の放送局に就職しました。
それから数年たって仕事にも慣れたころに、「子供のころやりたいと思っていたことを本気で目指してみよう」と考え再度勉強をスタート。 予報士の資格を取得し現在に至っています。


気象キャスターの仕事内容を教えてください!

出社後すぐに専門天気図等の資料やアメダス観測データなど、実況~予想に関する情報をチェックし、前日から向こう一週間までの天気の大まかなシナリオを考えて作っています。
その後、気象の話題や予報の原稿を執筆し、事務所の先輩に添削を受けます。
添削の間に、放送で使用する画面(主にネタ部分)を作画専門のスタッフさんに発注するなどの準備を進めつつ、夕方にはリハーサル。
午後5時に最新の気象データを確認し、原稿の微修正を行ったり、番組で使う天気図や雨風予測などの素材の作画を自ら行ったりしているとあっという間に本番を迎えます。
本番終了後は、翌日のコーナーの構成をざっくり考えてから帰宅しています。


気象キャスターとしてのやりがいを教えてください!

「いつも見ています」と時々声を掛けられると、少し恥ずかしい気持ちもしますが、うれしい気持ちにもなります。
こうした視聴者の皆さんに天気や季節の変化を楽しんでもらえる情報、生活に役立ててもらえそうな情報、そして非常時には、皆さんの命を救うことにも直結する重要な情報を自分の言葉で伝えられることは、難しさを伴いますが大きなやりがいだと思います。


気象キャスターを目指している方へのメッセージをお願いします!

予報士に受かって、オーディションに受かって、そして毎日画面に映って…仕事にする前も、仕事にした後も、決して楽なものではありません。
それでも、空を見上げるのが好き、季節の変化を感じるのが好き…
そんな「好き」を誰かと共有したい人や、一人でも多くの人の役に立つ情報を自分の言葉で伝えたい人は、ぜひあきらめずに挑戦してみてください。せっかくの一度きりの人生ですから。
偉そうに書いていますが、私自身は相当不器用な人間です。毎日のように反省だらけで、「放送がうまくいった!」と思ったことは今のところ一度もありませんが(笑)、そんな私でも、事務所の皆さんに支えられながら、なんとか画面の前に立てています。
皆さんもきっと大丈夫です。ぜひ、一歩を踏み出してみてください。そして一緒に学びを深めていきましょう。


岡田キャスター、ありがとうございました!

岡田キャスターの詳しいプロフィールはこちらからご覧いただけますので、ぜひのぞいてみて下さいね♪

オフィス気象キャスターでは、岡田キャスターのように
全国で気象キャスターとして活動してくださる方を募集しています!
気象キャスターを目指している方々のご応募はこちらから。