
2025年春から気象キャスターとして活動している神林有希キャスターにお話を伺います♪
2025年春からNHK青森「あっぷるワイド」に出演している、神林有希です。
宮城県仙台市出身で、民間気象会社で4年ほど原稿提供業務やラジオ出演に従事したのち、キャスターとしてデビューすることができました。
生まれ育った東北で気象情報を伝えられることをとても嬉しく思っています!
東日本大震災の被災経験を通して、防災・減災の重要性を実感し、東北の人々の力になりたいという思いが年々強くなっていきました。
東京で社会人生活を送っていた中、コロナ禍をきっかけに思いきって気象の世界へ。「自分の言葉で誰かの暮らしを支えたい」と感じ、気象キャスターという道を目指しました。
研修では、原稿の添削や気象ネタの考え方だけでなく、面接練習まで一つひとつ丁寧にサポートしていただきました。
キャスターとして現場に立った今も、日々のネタや表現に悩んだときには、先輩方が親身に相談に乗ってくださり、大変心強く感じています。
所属説明会に参加したその日に「ここで頑張りたい」と感じた気持ちは、今も変わっていません。
午前中に出勤して、天気図解析や実況データの確認をした後、放送の大まかな流れや構成を考えていきます。
画面を作成するスタッフの方に画を発注して、原稿を作成します。メイクやマイクテストをしているとあっという間に午後5時の予報が出るので、原稿を最終調整して、本番に臨みます。
放送後は自宅で自身の出演を見直して改善点を振り返り、翌日の流れをイメージしておくようにしています。
気象キャスターは、日常の生活に寄り添う存在であると同時に、非常時には命を守る情報を伝える、やりがいも責任もある仕事です。
また、気象の世界には終わりがなく、学びが続くのも魅力のひとつです。予報が外れてしまったときも、その原因をしっかりと見つめ直すことで、自分の経験として積み重ねています。大変な面もありますが、努力次第で日々スキルアップができることも、気象キャスターのやりがいだと感じます。
気象キャスターを目指す道のりは決して平坦ではなく、思うように進まないこともあるかと思います。
私自身もたくさん回り道をして、ようやく現在の自分にたどり着くことができました。
積み重ねた努力は、必ず力になります。自分自身を信じて、一歩ずつ進めば、きっと道は切りひらけるはずです。心から応援しています!
神林キャスターありがとうございました!
神林キャスターの詳しいプロフィールはこちらからご覧いただけますので、ぜひのぞいてみて下さいね♪
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